MENU | MENU | MENU | MENU | MENU | MENU |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
中国と韓国が1日、自由貿易協定(FTA)に署名したことにより、日本と台湾が一歩出遅れた形となった。2日付で環球網が伝えた。
中韓FTAは両国の経済成長を刺激し、中国の国内総生産(GDP)を0.3%、韓国のGDPを0.96%押し上げるとみられている。交渉は10年続き、白紙化の危機にも直面したが、記事は「意志が固ければ、どんな困難も克服できる」という成功例の典型となったと評価。出遅れた形となった日本や台湾の経済に影響が出るのは必至だと指摘した。
14年の中韓貿易額は2905億ドルに上り、中日間の3124億4000万ドルに肉薄している。記事は、「日本がこのまま躊躇し続ければ、近いうちに中韓貿易が東アジア最大の貿易となり、日本の経済影響力の低下につながる」とした。
台湾も「ひまわり学生運動」の勃発により、両岸経済協力枠組協議(ECFA)をめぐる交渉が頓挫している。これに対し、記事は「韓国と比べ、台湾の閉鎖性は一目瞭然。多くの台湾人が中韓FTAの衝撃で目が覚めたに違いない」と指摘している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)