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V・プレミアリーグ男子大会が10月31日、11月1日に福岡市民体育館で開幕した。2日間で4試合が行われなかでも、リーグ全体の第一試合となったJTvs.サントリー戦は、昨季の決勝戦と同じ好カードで、内容も非常に白熱した展開となった。全日本でもNEXT4の一員として活躍した柳田将洋(サントリー)の効果で会場は満員。自由席で良い席を取るため、一番早い人は朝5時半から体育館の外に行列を作ったという。公式練習で柳田がスパイクを打つだけで黄色い歓声があがっていた。
試合は柳田、栗山雅史という攻撃的な対角でスタートしたサントリー。第1セット序盤に、柳田が昨季MVPの越川優からサービスエースを奪うと、会場の興奮は最大に。JTは越川のコントロールサーブで連続得点を挙げたものの、越川と並ぶ2枚看板であるブラジル代表レアンドロ・ヴィソットのサーブが入らず、第1セットは25-20でサントリーが先取した。ここでJTのヴェセリン・ヴコヴィッチ監督は、「サーブはもっとリスクを負って攻めていけ」と選手たちを鼓舞。ローテーションをずらして、サントリーのオポジットであるエバンドロ・グエッラ(207センチ)にヴィソット(212センチ)をマッチアップさせた。JTは第2セットを25-20で取り返し、第3セットには柳田へのマークも徹底された。柳田は被ブロックが増え、レセプション(サーブレシーブ)でも越川にサービスエースを取り返されるなど崩れはじめ、金子隆行と交代した。試合は第3セット25-20、第4セットも25-21でJTが連取しセットカウント3-1で勝利。昨季覇者の名目を保った。
「プリンス・オブ・バレーボール」というキャッチフレーズでワールドカップで活躍した柳田だが、実は2007年大会では越川が「プリンス・オブ・ニッポンバレー」というニックネームだった。新旧プリンス対決は先輩の越川が意地を見せた形となった。
00年代初頭以来の男子バレーブームの中で行われた開幕戦だが、リーグはまだ始まったばかり。今回の結果を受けて各チームがどのように対応していくか。
次週は東京墨田体育館などで試合が開催される。