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地下鉄サリン事件などに関与したとして、殺人などの罪で起訴された元オウム真理教信者、高橋克也被告(56)の裁判員裁判で、裁判員の選任手続きが8日、東京地裁で行われ、裁判員6人、補充裁判員6人が選ばれた。地下鉄サリン事件での裁判員裁判は初めて。初公判は16日に開かれ、判決は4月下旬の見通しで、公判回数が40回以上の長丁場になる。
地裁は約3カ月に及ぶ長期間の審理が予定されていることなどから辞退者が多くなると想定。過去最多の候補者650人を選定し、70歳以上などの辞退希望者を除く497人に呼び出し状を発送。選任手続きに参加したのは86人だった。
公判では地下鉄サリン事件の実行犯、豊田亨死刑囚(46)ら6人の死刑囚や教団元幹部で「ひかりの輪」の上祐史浩代表(52)らの証人尋問が予定されている。
8日の選任手続きに参加したが辞退した東京都目黒区の主婦(34)は、1歳半になる長女の子育てをしており、「託児所などの設備があればぜひやってみたかった。時間に余裕がないと参加は難しく、結果的に年代や職業に偏りが出るのでないか」と述べた。