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ヤンキースの田中将大投手(26)が3日(日本時間4日)、本拠地でのレイズ戦に5勝目をかけて先発。6回6安打3失点、5奪三振と踏ん張ったが本来の姿には程遠かった。0-3とリードを許して降板した。その後にチームがサヨナラ勝ちしたため、黒星はつかなかった。
2試合連続で3本塁打を許し、登板3試合連続勝ちなしで迎えた負けられない一戦。しかし、序盤は制球が甘く、1回は1番サイズモアに甘いスプリッターをいきなり右翼線に二塁打を打たれたあと、四球で無死一、二塁の大ピンチとなった。
顔色が変わって全力投球に入ったがボールが言うことを聞かない。続く主砲の3番ロンゴリアに投じたスプリッターも変化せず、左翼線に二塁打を打たれて先制を許した。さらに犠飛で2点目を与え、苦しい立ち上がりとなった。
それでも一息ついて2回、3回は立ち直り、切れ味のいいスプリッターで三振を奪うなど三者凡退。4回は左前打を打たれたが後続を断った。
ところが5回にまた失点。制球先頭の8番キアマイアーに甘いカットボールを右翼線に三塁打を打たれ、犠飛で3点目を許した。最速154キロを記録したが、速球、変化球ともに制球が甘く、6回96球で降板した。
ロスチャイルド投手コーチは、「投球フォームがどうこうよりも、球種の選び方の問題。あまりコーナーを狙い過ぎないで、ストライクを取っていった方がいい」とアドバイスしていたが、この日は裏目に出て甘い球を痛打された。
「右肘の不安はない」と話している田中だが、米メディアは依然として体調に懐疑的。ジラルディ監督は「田中には立ち直ってもらわないと困る」とぶ然としていた。