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中国メディアの今晩網は29日、カナダで開催されているサッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で佐々木則夫監督率いるサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)を含めた準決勝を戦う4チームが出揃ったと伝え、各代表のこれまでの戦いぶりや準決勝に向けた予想などを報じた。
記事は、今大会では新しく台頭してきたチームが強豪国を苦しめる場面も見られたとしながらも、最終的に準決勝に進んだのは「強豪国が多い」と伝え、世界の女子サッカーの力関係には「決定的な変化は訪れていないことが分かる」と論じた。
続けて、米国代表について「今大会の出場国のうち平均年齢がもっとも高いチーム」と伝え、これまでの戦いぶりでは「圧勝」するケースが少なく、「バスケットボールなどの競技で圧勝することに見慣れた米国人にとっては不満な試合内容が多かった」と報じた。さらに、米国メディアからは「たとえ優勝できたとしても、もっとも見苦しい優勝になる」との苦言もあったことを伝える一方で、今大会の開催国であるカナダは米国にとって「ほぼホームのようなもの」とし、依然として優勝候補だと論じた。
また、ドイツ代表について「大会開催前から優勝候補としての呼び声高いチーム」と伝え、グループリーグでは15ゴールを挙げ、失点はわずかに「1」だと紹介。一方で、準々決勝ではフランスに苦戦し、PK戦のすえに辛くも勝利したことを紹介。準決勝の相手がアテネ五輪で敗れた米国であると指摘。今大会ではドイツと米国の実力は拮抗していると伝え、どちらが決勝戦に進むことになっても不思議ではないと伝えた。
続けて記事は、なでしこジャパンについて「今大会でなでしこは、すべてのチームに1点差で勝利してきた」と伝え、準決勝に進出した4チームのうち「グループリーグを含めて全勝はなでしこだけ」と紹介した。
さらに、なでしこがグループリーグで対戦した国はすべてW杯初出場だったため、組み合わせにおいて「運に恵まれたのは事実」としたほか、攻撃力は前大会時に比べて見劣りするとしながらも、「ボールコントロールが上手でチームワークも素晴らしい」と評価した。また、チャンスをものにする決定力もなでしこが全勝で勝ち上がってきた要因の1つだと論じた。
そのほか記事は、なでしこジャパンが準決勝で対戦するイングランド代表について、「若いチームであり、W杯の準決勝進出は今大会が初」と伝え、準々決勝では開催国のカナダを破って勢いに乗っていることを指摘。なでしことイングランドの戦いについて「まったく違うプレースタイルの2チームがぶつかり合うことになる」と伝えたうえで、なでしこに勝てるかどうかは別として、イングランドはベスト4進出の時点ですでに十分よい成績を収めたと言えると報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)