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張成沢粛清・処刑を、北朝鮮の一般民衆はどのように受け取ったのだろうか。取材パートナーたちや中国に出国してきた北朝鮮ビジネスマンに訊いた。口は重かったが、大半の人が粛清に批判的、あるいは張成沢に同情的であったことは少し意外であった。いくつか紹介したい。一番多かったのは「叔父殺し」に対する道徳的な非難であった。(取材 ミンドルゥレ 整理 石丸次郎=リムジンガン編集部)
◆粛清に否定的な反応
「(張成沢は)金慶姫同志の夫ではないですか? あの人がこうなるまで慶姫同志が知らないはずがあるのか、と皆言い合っている。叔母の夫ですよ。(張)一党を全部そう(粛清)すると報道したが、そうなれば慶姫同志はどうなるのかと言う人もいる。正恩同志は幼いから、怖いものなしに、あんな大胆に物事の処理をするのかと言う人もいます。幹部たちは皆ぶるぶる震えている」(両江道の協同農場員)。
「これ(銃殺・粛清)を間違いだと考える人たちは多いです。むしろ、国を開いて私たちの暮らしがよくなれば、資本主義をやったっていいではないか、生活さえできればいいと。人々はそのように話していますよ。
張ですらあのようになるのなら、(問題起こしたら)私たちは皆殺しにされる。ここでも、これから張成沢の件で殺される者が多いはずだ。丸ごと粛清すると言っているから。恐ろしい」(平安北道の都市住民)。本文:1,498文字
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